勉強ギライな子が勉強ズキになりました!
期末テストが近くなったりして、いざ勉強しようと思ってもなかなかやる気になれないことってありますよね。
なぜか部屋の掃除をはじめたりしてしまうことも多いのではないでしょうか。
勉強のやる気を出すためには
「まずは手をつけてみる」というのが実は一番の近道です。
詳しい方法をこの記事で紹介していきます。
まずはやる気がなくても勉強をやってみる
とりあえずは勉強をはじめてみること。
今やる気がないあなたには厳しい結論かもしれませんが、これが最速でやる気になる方法です。
人間には「作業興奮」という心理効果があり、イヤイヤでもまずは手を動かしてみる、めんどくさくてもとりあえずやってみるというのが、一番のやる気を出すコツなんです。
この「作業興奮」は心理学者クレペリンが発見したといわれています。
まずは教科書をひらいてみる、図書館に行ってみる、机に勉強用具を出してみるなど、勉強に関する作業をはじめてみましょう。
しょうがなくイヤイヤはじめた勉強でも、とりあえずやり始めることでだんだん気持ちがのってくるものです。
もしかしたら実際にやる気がでてくるまで時間がかかるかもしれませんが、はじめなければずっとやる気はでてきません。遊んでるうちに、あ~なんか勉強したくなってきた!って思い始めるなんて経験したこと、普通の人ならまず無いですよね。
勉強はわかるところからはじめてみるとやる気がでる
テストの教科がいろいろあるなかで、得意な科目とニガテな科目があなたにもあると思います。ニガテな科目はわからないことが多くて、やる気なんてなかなか出ないんじゃないでしょうか。
まずはやる気を出すためにわかるところから手をつけてみて、わからないところは飛ばしてしまいましょう。わからなくて飛ばしたところは、やる気がでてから戻って勉強すればオッケーです。
最初にお伝えしたとおり、とにかくはじめることが一番大事なので、つまずいてやる気がなくなってしまうようなことは避けるべきです。もちろん、やる気になってからちゃんと戻って飛ばしたところも勉強しましょうね。
また、実はこのわからないところを飛ばすっていうのがテスト勉強でとても大事なんです。
「どこがわからないのかがわからない」状態から、一度テスト出題範囲を一通り流してみて、自分がわかっていないポイントをマーキングすることであとで振り返って理解するための、自分専用テスト勉強マップのようなものができあがります。このわからなかったポイントをつぶせばもうテスト対策はバッチリになってしまうわけですよね。
勉強のやる気が出る方法の仕組み
勉強のやる気を出す方法は勉強をはじめることだなんて、嫌な話ではありますが、この作業興奮という仕組みについてご説明します。
やる気のメカニズムのなかで「作業興奮」という心理状態はポピュラーな方法でして、きっと誰もが嫌なことを後回しにしたりして、ギリギリになってから手をつけてみたら意外と集中できて一気にやることができたなんて経験しているのではないでしょうか。
「作業興奮」は作業をはじめることであなたの脳みそからドーパミンという興奮物質が発生することではじまります。ドーパミンという物質についてはなんとなく名前だけ聞いたことあるって人も多いのではないでしょうか。
このドーパミンがやる気をあなたに与えてくれます。スポーツとかでも、とりあえずウォーミングアップで軽くストレッチしたり準備運動をしたりすることでドーパミンが発生するようです。
このドーパミンに支配されている以上、ここまで説明したルールに沿って考えればわかることですが、つまりなにもしなければその作業に対して興奮はしないということですね。
掃除するのはやる気パワーが減るからNG
なんとなくテストが近くなってきて勉強しなきゃいけないなぁってとき、まずやりたくなるのは部屋の掃除ですよね。私も経験があります。
でも部屋の掃除はやってはいけません。実は人間のやる気には限界があるんです。そのせっかくのやる気を掃除に使ってしまうということは、その日の勉強へ使えるやる気が減ってしまうということなんです。
たとえば、1日のやる気パワーを100ptとしましょう。なんとなく現実逃避で勉強以外のことをしたくなり、掃除に40ptつかってしまいました。すると100-40=60で勉強には残り60ptしか使えません。
もちろん勉強しなくちゃいけない日だからやる気パワーを無駄づかいしないために、掃除してはいけないと言ってるのであって、普段はちゃんと部屋の掃除してくださいね。お母さんやお父さんに怒られちゃいます。
勉強のやる気を出す方法は
勉強のやる気を出す方法は、勉強をしてみることです。この記事のまとめとして6点お伝えします。
- とにかくまずは勉強をはじめてみる
- 掃除とか他ごとにやる気を使わない
- まずはわかるところからはじめる
- わからないところは飛ばす
- 飛ばしたところはマークして自分専用マップにする
- マークしたところはやる気になった時にやってみる
キリのいいところまできたら休憩もしましょう。休憩をとったタイミングでやる気がなくなって勉強の続きが再開できないか、全然そんなことなく続きがはじめられるかを体感してみてください。きっとおどろくほどスムーズに続きの勉強をはじめられると思います。
あと、どうしても自分の部屋や普段の場所で勉強に集中できない、作業興奮に入れないというときは思い切って場所を変えてみましょう。リビングや図書館など、いつもと違う場所で、さらに周りも勉強しかしていないような環境に身を置くとなんとなく手をつけやすいかもしれませんね。
勉強ギライな子が勉強ズキになりました!
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