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中学は私立にいかせたいけど、受験に失敗したらどうしよう

中学受験で失敗しないためには、いつから塾にいかせればいいんだろう
中学から私立にいかせたい、中学受験にチャレンジしたい親御さんも多いと思います。
今回は中学受験で失敗しないために、塾に行かせるべきなのかを調べましたのでお伝えします!
中学受験で塾に通わせるメリットは学習品質!
塾に通うことは、受験生にとって良い点もあれば当然悪い点もあります。
まずは中学受験において、塾に通うメリットを考えていきます。
塾には受験に有効かつ高品質な学習カリキュラムがある
第一に言えるのは、高品質なカリキュラムでしょう。
長年、中学受験の指導をしている学習塾はこれまでのノウハウを蓄積しており、質・量共に書店で売られているような一般教材とは比べ物にならないでしょう。
教材だけではなく、テストの頻度や結果のフィードバック、それに応じたカリキュラムや志望校の調整を含めた総合的なカリキュラムが整っていると言えます。
塾には同世代の受験生=ライバルが豊富にいる
カリキュラムの次に、同世代の受験生たちが大量にいるという点があります。
これは大きなメリットで、受験生としての自身の位置づけを常に確認することができます。
塾によっては毎月テストを行い、その結果がそのまま席順につながる場合もあります。
受験生たちはプレッシャーや安心感を常に感じながら切磋琢磨できるのです。
当然そこから自身の立ち位置を確認し、受験校の選択の精度を高めていけることも大きなメリットです。
中学受験対策で塾に通わせるデメリットもあります
塾に通うことはデメリットもあります。

勉強ばっかりでマジだるい
塾内での比較による受験生のストレス
メリットとして語った通り、塾内では常に自身の立ち位置が明確になります。
席順が後ろに下がることもあれば、クラスが下がることもあります。
そのたびに自身の目標から遠ざかっていることも否が応でも感じさせられます。
これは、なにくそという気持ちを盛り上げて頑張れる場合にはメリットともなるのですが、自分は勉強が苦手なのだという意識を植え付けることにもなりえます。
特に基礎が崩れている場合などにリカバーする機会がないと、『勉強しなければ落ちぶれてしまう』だけど、『何を勉強したらわからない』といった悪循環に陥ることもあります。
このように集団で行うが故にかかるストレスは塾に通うデメリットと言えるでしょう。
受験対策時期には、塾以外の習い事を辞める必要がある
基本的には塾に通い始めると学校と塾、宿題に多くの時間を割くことになります。
他の習い事を辞めることには賛否あるかと思いますが、続けるとしても少なくともかなりスケジュールを削って詰め込む必要があるでしょう。
他の習い事で得たかった身体能力の向上を諦めること、打ち込んでいたスポーツを辞めることも辞さないというのが塾に通う受験生の一般的な姿勢です。
塾の立地によっては両親による送迎、学校から返ってきたあとの軽食、夜遅く塾から返ってきた後の食事といったように、かなりスケジュールが詰め込まれる現実があります。
有名中学受験に強い塾はどこか?
中学受験を試みる場合、首都圏では、大手塾を選ぶのが良いでしょう。
主に「SAPIX」「日能研」「四谷大塚」「早稲田アカデミー」の4つです。
- SAPIX
超難関校を目指す場合にはSAPIXが第一候補に上がるでしょう。
逆に言えば、超難関校を目指す受験生をメインとするため、成績下位の子どもにとってはカリキュラムについていくのがかなり辛いことになります。具体的にはテキストは上位の子を対象に難しく作られているのですが、上位クラスも下位クラスも同じテキストを使うため、下位クラスでは学習しきれないこともあります。
そうなると下位に落ちた場合、学習の質も落ち、上位に戻ることが困難になってしまいます。学習スタイルとしては、予習は不要で、授業で習ったことを家で復習させるスタイルで、膨大な宿題が出ます。
そのため、家でのフォローがかなり求められます。
1,2ヶ月に1度のテストでクラス替えが行われ、上位の競争もかなり激しいと言えます。 - 日能研
SAPIXよりも老舗の中学受験塾です。SAPIX同様難関校の合格者も出していますが、中堅校への強さに定評があります。
そのため、成績上位の子に限らず、様々な学力の受験生を受け入れています。学習スタイルはややゆっくりで宿題は少なく、同系統の問題をじっくりやらせて理解させていきます。そのため、大きく遅れて子どもが辛くなることは少ないです。
クラス替えは定期的に行われますが、SAPIXのように毎月のようには行われず、四半期ごとといった期間で行われています。 - 四谷大塚
四谷大塚はテキストも多く出版していることで有名です。
予習に重きを置く学習スタイルが特徴で、授業は予習を前提に進められます。もちろん授業の復習も求められるため、家でのサポートが重要になります。復習は自身でも良いのですが、予習を子ども任せにしているとそこまで手が回らず、授業についていけないというパターンが良く見かけられるようです。 - 早稲田アカデミー
早稲田アカデミーは四谷大塚とほぼ同様のカリキュラムで授業が進められます。
四谷大塚との違いは、演習量、宿題量が多いことです。学習に慣れながら考えられる子には適しています。逆にその場その場で考えずにやり方・解き方だけで進めてしまう子の場合、塾では点数が取れても、実力テストになると取れないといったことがありえます。
塾に通うことなく、中学受験を成功させることは可能か
さて、塾に通うことなく、中学受験を成功させることは可能でしょうか?
簡単に言えば塾と同じだけのクオリティで学習をすることができれば可能でしょう。
そのためには家でご両親が心血を注いで受験に取り組む必要があります。
そう考えると、塾に通うほうがリーズナブルでベターな選択とも言えます。
ご両親が時間が取れない、塾と競えるほど取り組む自信がない場合、
それでもお子さんに塾の競争の波に飲まれてつらい思いをさせたくない場合などは、
家庭教師という選択も良いかもしれません
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