プログラミングに英語にダンス!小学生のお子さんがいるな今のうちに対策が必要かも!

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近頃は学校、学習塾や英語塾などの説明会に行くと必ず2020年の教育改革について触れられるかと思います。
しかしながら、
『プログラミングが必修化される!』(だからうちのプログラミング教室に入ってください)
『英語がより求められる』(だからうちの英語教室に入ってください)
という説明の仕方で、実際のところ何が変わるのかよくわからない説明をされます。

正直に言って、改革をすること決まっていて方針はあるのですが、多少変わるだけのことが大きく報道されている部分も多く、各種学習塾も人を集めるために国の権威を借りた方針と言っているだけだったりもします。
本記事では、特に小学生の指導要綱を対象に、何がどれだけ変わるのかの実態をご紹介しようと思います。

小学生の指導要綱ではアクティブ・ラーニングが進められる

指導要綱の変更は2020年と言われることもありますが、実は既に始まっています。
2018年より移行期間に入っており、2020年までは学校の判断で新指導要項を採用することができます。
2020年移行は新指導要項に完全に移行することになっています。

大きな方針としては、いわゆる詰め込み教育ではなく、自分で考えて判断・表現することに重きが置かれます。
わかりやすい例でいうと体験学習で合ったりディベート、ディスカッションが増えていきます

小学生から英語が始まり、指導要綱にスピーキングの重視も盛り込まれる


3,4年生で外国語活用(年間35時間)、5,6年生(年間70時間)で英語教科が始まります。
ここはミスリードをされている場合も多いのですが、小学校ではそこまで高度な英語は求められません。
ただし、長い目で見た場合にスピーキングの対策も必要になります。

段階としては高校卒業時に英語がある程度使えるようになることを見据えられており、小学校で英語に触れて、中学高校は英語の授業は英語で行われます。
そのうえで、大学受験ではこれまでのリーディング・リスニングだけではなく、ライティング・スピーキングを含めた4技能が求められます。

小学生からプログラミングが指導要綱で必修化

プログラミングが必修化とプログラミング教室などが大きく宣伝しています。
しかし、科目として独立した学習が入るわけではなく、算数や理科の一部としてプログラミング的思考を取り入れるというのが実態です。
すなわち、今のうちに塾に行かせて学習させるというのは学校での学習対策としては過剰と言えるでしょう。

具体的に説明されている例としては、算数の中で正方形を書くときに、

1. 長さ100進む
2. 右に90度曲がる
3. 長さ100進む
4. 右に90度曲がる
5. 長さ100進む
6. 右に90度曲がる
7. 長さ100進む
8. 右に90度曲がる

と書くことができるが、

4回繰り返す{
1. 長さ100進む
2. 右に90度曲がる
}

ともかけるよね。ということをやるようです。
普段の何気ない動きをプロセスに分解すること、それをプログラムとしてシンプルに書き直すこと。という本当に基礎の基礎の部分をやることになりそうです。
そう考えると、プログラム言語を触る、スマートフォンアプリを作るといった高度なことを子どもたちに教えるというのが過剰という意味がおわかりになるかと思います。

小学生からダンスが指導要綱で必修化

これは2020年ではありませんが、数年前話題になったので取り上げておきます。
こちらもプログラミング同様、意識の高いお父さんおかあさんがダンス教室に走ったと聞きますが、ダンスが重要視されるわけではなく、
単に体育の一部に入るだけです。
体育でサッカーやバスケットボールなどはやりますが、それらは完全にマスターしているのでしょうか。と思いたくなるほどの熱狂ぶりでした。

ここで言われるダンスもヒップホップダンスのようなものに限らず、創作ダンス、フォークダンスなどから学校が選択して授業を実施するようです。
同時期に銃剣道が復活したとも少し話題になりましたが、こちらの武道の中の選択肢の一つとして復活しただけで話題になっていました。

ダンスの授業の量としては、1年生または2年生で最低1回、年間12時間程度の枠のようです。
こちらもプログラミングと同様、お教室に通わせるのはやや過剰反応のようにも思えます。

まとめ

2020年に完全移行される新学習要項で、いくつかの変更が示されています。
ただし、多くは方針を示しているもので、小学生のうちに何か対策をうつ必要があるものではありません。
科目の変更なども話題だけが先行していて、その実全体から見ると小さな変更で合ったりしますので、注意が必要です。
あくまでも小学校は学びの場であり、学びの先行教育のために厚くなりすぎないようにしましょう。

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