勉強ギライな子が勉強ズキになりました!
勉強ってしんどいですよね。
一回わからなくなると理解するのもメンドくさくなってどんどん後回しにしがちです。
なぜか勉強ができないって思っている人に向けて、克服するためのポイントをこの記事で紹介します。
なぜ勉強ができないのか
他ごとへの誘惑に弱い
学校から帰ってきたら一目散にゲームをはじめて夕飯を食べたらスマホをいじりながらテレビをみて寝る。なんてスタイルで毎日を過ごしていませんか?
中学生や高校生であれば、テスト期間なのになんとなく勉強に手がつかず、勉強しなきゃと思いつつも近くにあるゲームやスマホに熱中しちゃったりしてませんか?
まずは勉強をはじめるキッカケづくりをしてみるといいかもしれません。
「家に帰ったら○○時までは勉強する」とか「1時間勉強したら1時間ゲームやってもいい」なんてルールをつくってみてはどうでしょう。
ちなみに、ルールを破って先にゲームをやったりしてたら意味がないですからね!
あと、実際のところ、時間で区切っての勉強はあまりオススメはしてません。ただ、まず「自力で勉強するというチカラがつくまで」であれば効果アリですので、実践してみてください。
勉強している時間が足りていない
そもそもの話ですが、どんな習い事でも練習量が結果にあらわれるものです。勉強もまさしくこの法則に当てはまっています。
「1万時間の法則」というものがあります。これは、1万時間をあることに使えば、その人はその道のプロとして生きていけるという指標のひとつです。
さすがに1万時間は極端な話ですけれども、勉強に注ぎ込んでいる時間量が少なければ、同学年の子と比較しても理解が進まないのは仕方ないのかもしれません。
たとえばサッカーでリフティングの練習を積み重ねると、だんだんボールの芯が捉えられるようになり、リフティングがうまくなると結果としてはシュートやパスも上手になっているものです。
勉強においても、このように練習を積み重ねると、勉強自体ができるようになっていくんですね。
復習をしていない
授業を受けた後、復習をすることがなによりも大切です。授業中にちゃんと先生の話を聞いて、内容を理解したと思っていても、復習せずそのまま放っておくと明日には忘れてしまっているものなのです。
エビングハウスの忘却曲線という心理学のことばがあります。これは人が記憶したあとにどんどん忘れて行ってしまうことをグラフに表しているものです。
実は人は記憶した後、ほとんどのことを翌日にはキレイサッパリ忘れてしまう生き物なんです。
授業を受けて復習をすることで記憶が強化されて、アタマに残りやすくなります。また、授業を受けた日に復習すれば、もともと覚えている内容なのでスラスラと進めることができるはずです。
これが何日も経ってから復習しようとすると、そもそも忘れてしまっているので結局理解することからもう一度はじめることになってしまい、面倒くさいので勉強がイヤになるっていうダメなループがはじまってしまいます。
勉強の下地づくりができていない
そもそも勉強をするための素地ができあがっていないのかもしれません。別におかしな話ではないです。小学校に入ったら急にみんないっせーのーせで勉強を始めてしまうので、その時期に勉強して知見を深めることの楽しさを理解しなければ、勉強自体が苦痛なものとなってしまって中学校、高校と進んでしまっていることでしょう。
どこがニガテなのかを昔の教科書を振り返ってでも確認して、それを克服して理解できるようになったときの楽しさを体感することが先決かもしれません。
学校の勉強は螺旋階段式にできています
学校の授業で習う内容は螺旋階段式になっています。たとえば算数でいうと、足し算引き算などの四則演算を連続して学習するわけではなく、途中に図形の学習などが挟まっています。
そして、この図形の学習も学年ごとにレベルアップして前学年で習った四則演算などの要素を含んで再登場してくるわけです。
これの何が問題かというと、忘れてしまうことですね。きちんと復習したりして、習った当時にちゃんと理解できていればいいのですが、そうではなく忘れてしまった状態でレベルアップした問題がでてくると、それはもう解くことができなくてつまらないのでやる気もなくなってしまいます。
わからないことと、わかることの線引きをしよう
まずは毎日の授業の復習をちょっとだけやってみることからはじめてみてください。とりあえずその日の授業内容が記憶に残れば、明日の授業はいつもよりスーッと頭の中に入ってくると思います。
次のステップとして、昔の教科書などをひっぱりだして、わかるところだけ解いてみましょう。わからないところは飛ばせばいいです。
一通りやってみて、わからなかったところをマーキングして、あなただけの学習マップが完成します。
これでわからなかったところをひとつずつ攻略していけば、だんだん勉強が楽しくなってくること間違いなしですね。
勉強ギライな子が勉強ズキになりました!
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