小学生の計算が遅い理由は、圧倒的な練習量不足です|早く計算する方法とは

間違えた計算 勉強

勉強ギライな子が勉強ズキになりました!

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大人になった今でも、人と比べて計算が遅くてなんとなく恥ずかしいって感じるとき、ありませんか。(私はずっと恥ずかしかったです。)

調べてわかったんですが、これって単純に数字に慣れてないってことが問題だったみたいです。

練習すればどんどん早くなっていくことが実感できました!

今回は計算のスピードアップについて、調べたことをお伝えしますね。

なんで計算が遅いのか

計算が遅い子に対して早くしろとせっついても、焦るばかりで頭の中がグルグルしてしまい、余計遅くなってしまいます。しかも結果的に計算ミスを多発させてしまいます。

そもそもなんで計算が遅いのかを紐解きましょう。

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算数の計算速度は練習量に比例して早くなります

学年によって足し算、引き算、掛け算、割り算と学習する計算は難しくなっていきます。

計算が遅い子全般に言えるのが、そもそも計算問題をあまり取り組んでいない傾向にあります。

間違えた計算

計算は練習量と記憶量がものをいう分野です。

2年生で学習する九九もそうですし、インド式計算なんてのもありますね。九九やインド式といったたぐいのものはなぜ暗記するのかというと、計算速度を高めるためなんです。

でも、学校では暗記させるのは九九程度のものですが、実は計算が早い子はたくさんの問題をこなすうちに、体感的に経験則から似たような法則を見出して計算に当てはめることで速度UPを実現させているんです。

たとえば大人なら「101×24=???」という問題があったとき、ほぼ瞬間的に答えは2,424だとわかるのではないでしょうか。

これも学習や日常生活のなかで計算経験をつんで、計算を短縮させる技術と、ある程度の計算に対する答えを無理しない程度に記憶しているからできることなんです。

ちなみに「101×24=???」の場合、多くの方は100×24=2,400、1×24=24、2,400+24=2,424と導いていると思います。(さらに言えばこれらの計算もすっとばしてパッと見でこの答えが導き出せている方も多いことでしょう)

ちょっとしたテクニックよね

計算を早くする要素は経験量と理解度

つまり、計算が早くなる要素は、計算に対する慣れと理解のふたつです。

このふたつの要素について説明します。

計算に慣れる

とにかく数字を使いこなせるように、練習を積み重ねることが大事です。まずは足し算の積み重ね。レベルアップして引き算の積み重ね。掛け算の積み重ね。レベルアップして割り算の積み重ねとステップアップしていきましょう。

理解度を深める

四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)を習熟させるためには引き算の前に足し算、割り算の前に掛け算の理解が必要になります。

6に7を足したら13になるといったレベルの計算を瞬間的に導き出せる(経験でわかる)ようになったら、逆に13から7を引いたら6になるといったこともだんだん早く導けるようになってきます。

文字を書く子供

まずは100マス計算を毎日1回、継続チャレンジ

計算に慣れること、理解度を深めることにぴったりのトレーニングが100マス計算です。

百マス計算(ひゃくますけいさん)とは、縦10×横10のますの左と上にそれぞれ0から9(の場合が多いが、それ以外もある。)の数字ランダムに並べそれぞれ交差するところに指定された計算方法(加法減法乗法除法など)の答えを記入する計算トレーニングである。

基本的には集中力計算力を高めるために用いる手法であり、“思考力の鍛錬にはならない”との指摘もある(教育ジャーナリストの矢倉久泰)。単純な計算を大量にさせることにより、児童に達成感を与え学習習慣になじませることを狙っている。そのためとても効果的だ。

この100マス計算を毎日することで、数字に慣れると同時にパターンを覚えていくことができます。また、毎日同じ計算なので、タイムアタック要素を盛り込むことで成長具合も確認ができてしまう優れものです。

100マス計算はちびむすドリルに問題データが足し算、引き算、掛け算がそろっています。

ぜひ試してみてください。

100マス計算

とにかく練習あるのみ!計算ドリルもやりましょう

日常生活のふとした時に、暗算しなくてはいけないシーンはしばしばあります。計算が遅かったり、あわててしまっていつまでも暗算できないなんてこと、大人でも全然あるあるなネタなんです。

100マス計算を継続することで、簡単な計算にはかなり慣れてくることができますが、現役小学生や中学生の子にはぜひ、通常の計算ドリルもどんどん解いていってもらいたいです。

いきなり難しい問題に取り組む必要はなく、あくまで数字に慣れる、パターンを覚えることを前提とした学習を進めるとよいと思います。

先ほどのサイトちびむすドリルでも学習用の無料リンクが掲載されていますので、あわせて参考にされるといいでしょう。

数に親しむ、身近な数字で遊ぶ

数に親しむことで数字に対する苦手意識を取り除いていくことも効果的です。

たとえば車のナンバーを見つけるごとに足し算して合計値を子供と競ってみたり、お金を使って「10円玉が3枚と1円玉が6枚あるから全部で何円かな?」なんて実際のコインを使って数字の概念を理解させていくことも、慣れ親しむためには良い方法です。

計算は経験がものをいうので、ぜひ繰り返し繰り返し日々、数字に慣れ親しんでニガテ感を持たずに計算問題に取り組めるよう環境をつくってみてください。

きっと苦手意識は薄れていき、暗算も怖くない子になってくれるはずです。

難しい問題ばかりやらせるのではなく、数字を扱うことに慣れさせることからがスタートですね。

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